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フランス映画祭2008 ソフィー・マルソー「映画に生きる」

遠海安2008/03/16
新作13本を一挙上映する「フランス映画祭2008」。今年は女優のソフィー・マルソーを団長に、監督や俳優ら約100人が来日。東京・六本木ヒルズで3月13日開かれた記者会見で、ソフィー・マルソーは「私は心から映画を愛しており、今も自分は映画の中に生きていると思う」と語った。
フランス 映画 NA

<center>舞台挨拶に勢ぞろいした来日代表団=東京・六本木ヒルズで3月13日、岩渕弘美撮影</center>
舞台挨拶に勢ぞろいした来日代表団=東京・六本木ヒルズで3月13日、岩渕弘美撮影
 新作13本を一挙上映する「フランス映画祭2008」が、東京・大阪の2会場で3月18日まで開かれている。1993年に横浜でスタートし、今年で16回目。今年は女優のソフィー・マルソーを団長に、監督や俳優ら約100人が来日。東京会場の六本木ヒルズで3月13日開かれた記者会見で、ソフィー・マルソーは「デビューから今まで、本当に時は速く過ぎた。私は心から映画を愛しており、今も自分は映画の中に生きていると思う」と語った。

 六本木ヒルズには同日、赤じゅうたんが敷かれ、ビュル・オジエ、ソフィー・マルソー、ベアトリス・ダル、リュディヴィーヌ・サニエら女優陣など23人が姿を見せた。これに先立ち行われた記者会見には、ソフィー・マルソー、主催者である仏政府機関・ユニフランスのマーガレット・メネゴーズ会長、フィリップ・フォール駐日大使が出席した。

<center>記者会見でカメラに手を振るソフィー・マルソー=同、筆者撮影</center>
記者会見でカメラに手を振るソフィー・マルソー=同、筆者撮影
 今回はソフィー・マルソー自身が監督、主演した「ドーヴィルに消えた女」、巨匠エリック・ロメール監督の新作「アストレとセラドンの恋(仮題」)、セドリック・クラピッシュ監督、ジュリエット・ビノシュ出演の群像劇「パリ」などを上映。ヌーヴェルヴァーグを代表するジャック・リヴェット監督作品22本を集めた特集上映「ジャック・リヴェット 秘密と法則の間で」(4月27日まで)も開催される。

 記者会見での主なやり取りは次の通り。

 ──上映作品、日本公開作品とも昨年より減っている。この数字は何を意味すると思うか。作品の選考基準は。

 メネゴーズ会長:作品は日本の配給会社から提案されてリストを見て、その中から選ぶ。本数の減少は、それだけ全体の予算が減ったことを意味する。

 ──(ソフィー・マルソーに)(映画初主演作品)「ラ・ブーム」(80)での初来日時と、今回の日本の印象に違いは。

 ソフィー・マルソー:デビューしてから25年以上、時が過ぎるのは速かった。私の中にいろいろなことが蓄積され、消えてしまったものは一つもない。私は心から映画を愛しており、今も自分は映画の中に生きていると思う。

<center>開幕イベントに姿を見せたリュディヴィーヌ・サニエ(左)とパトリック・ブリュエル=同</center>
開幕イベントに姿を見せたリュディヴィーヌ・サニエ(左)とパトリック・ブリュエル=同
 ──(同)監督作品の「ドーヴィルに消えた女」は社会の中の家族のあり方を反映している。自身が母親であることが、作品に与えた影響は。

 同:子供時代は誰にとっても大きなものだ。母親になることでさまざまなことが変わり、教育や家族の大切さを再認識した。脚本を書く間、自分の子供時代に思いを馳せずにいられなかった。心が揺れて動揺する時期でもある。自分は誰で、どこから来てどこへ行き、どんな人生を送るのか。そんな思いを明るくはっきり出しながら、作品を作りたかった。人の喜び、愛、神秘につながる映画を作り見せたかった。

 人間の心の飢えや貧しさは、食べ物や衣服では解消されない。映画が満たすことができると信じている。

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 「フランス映画祭2008」の詳細は、公式サイトまで。

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