大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人主演の「アフタースクール」公開初日の5月24日、東京・新宿で主演の3人、共演の田畑智子、内田けんじ監督が舞台挨拶した。「運命じゃない人」で、カンヌ4冠に輝いた内田監督。新作は同級生3人が巻き込まれる謎解きエンターテインメント。「個性的な俳優の“味”を楽しんで」と話した。
舞台挨拶に立った(左から)田畑智子、佐々木蔵之介、大泉洋、堺雅人、内田けんじ監督=東京・新宿で5月24日、筆者撮影
大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人主演の「アフタースクール」公開初日の5月24日、東京・新宿で主演の3人、共演の田畑智子、内田けんじ監督が舞台挨拶した。長編デビュー作「運命じゃない人」(05)で、カンヌ国際映画祭4冠に輝いた内田監督。3年ぶりの新作は、久しぶりに再会した同級生3人が巻き込まれる謎解きエンターテインメント。内田監督は「個性的な俳優の“味”を楽しんで」と話した。
“今が旬”の個性派3人が顔をそろえた舞台挨拶。丁々発止のやり取りに、客席の笑いが絶えず、和やかな雰囲気となった。まずは大泉が「僕の長い長い(この作品の)キャンペーン生活も、ようやく終わりが近づきました」と切り出し、会場の笑いを誘った。
「同年代で親しみがわいた」という3人。終始笑顔で会場をわかせた=同
「アフタースクール」は、エリートサラリーマンの木村(堺)の失踪騒ぎに、同級生の探偵・島崎(佐々木)と教師の神野(大泉)が巻き込まれ、謎が謎を呼ぶ追跡劇。「運命じゃない人」では、主人公5人が過ごした一夜の騒動を、5人それぞれの視点で並行に描いた内田監督。「アフタースクール」でも緻密な構成、練られた脚本、さまざまな仕掛けと意表をつく展開で観客を引っ張っていく。3月のゆうばり国際ファンタスティック映画祭では招待作品として上映された。
昨年夏の撮影を振り返り、佐々木は「大泉さんとは以前にも共演したことがあるが……今回新たな発見は特になかった」ととぼけ、堺は「大泉さんは雨男なので、(公開初日の)今日も怪しい雲行き。話しているとちょっと疲れる人」と冗談で応酬。大泉は「いつも辛口のおふくろが『面白い』って言う。“大泉の母も絶賛”ですよ」
さらに、佐々木は「ネタを明かさず、見どころを話すのが難しい映画。皆さん、新宿で見るのが正解。すぐ近くにロケ地もある。帰り道に気づくでしょう」とアドバイス。内田監督は「今になって『すごいキャストだった』と分かってきた(笑)。個性的な役者たちがたくさん出るので、楽しんで見てほしい」と話していた。
「アフタースクール」
(C)2008「アフタースクール」製作委員会
“大泉先生”登壇 中高生が黄色い声
また、公開直前の5月22日には、東京・渋谷で「アフタースクール」の“制服限定放課後試写会”が開催された。スクリーン前に設置された教壇に大泉が先生役で登場。会場を埋めた中高生から「洋ちゃーん!」「かわいい!」と黄色い歓声がわいた。中高生の上がりっぱなしのテンションに、終始押され気味の大泉だったが、「俺、生徒に人気あるなあ」とまんざらでもない様子。「アフタースクール」では教師役。大泉自身も実際に教員免許(高校の地理・歴史)を持ち、教育実習も経験したという。「その時は相手にされなかった。毎回こんなふうに迎えられたら、たまらないな」と満足げ。“大泉節”で歯切れよく、生徒たちの質問に答えていた。
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「アフタースクール」(2007年、日本)
監督:内田けんじ
出演:大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人、田畑智子、北見敏之、大石吾朗、常盤貴子、山本圭、伊武雅刀
5月24日、渋谷シネクイントほかで全国公開。作品の詳細は
公式サイトまで。